冷え性でお困りではないですか?
A「最近寒くて、足先がやばい!!」
僕「せっかくジムに来てるので、治しましょう!」
A「ジムで冷え性って治るの・・・?」
11月に入り、本当に寒くなってきました。僕は九州の南の方に住んでいますので、東北や関東に比べたら全然暖かいみたいですけど。笑
この時期になると、冷え性の方がジムに多く来られ、『シューズに履き替えるのも嫌だ』と駄々をこねていた方が多かった気がします。笑
冷え性とはそもそも何なのか。
実は『冷え性』という病名は西洋医学にはなく病気として扱われていない。一般的な特徴として、体全体には寒さは感じないものの、脚先など部分的に冷えを感じることが多い症状と解釈されている。
ネットで散見する冷え性対策は本当か?
ネット等では、半身浴等を行いましょう、白湯を飲もう、脚をマッサージしよう等、様々な解決法が紹介されている。
これらを否定する訳ではないし、やらないよりやった方がいいのは事実であるが、果たしてこれらが、根本的な解決策になっているのかと考えると僕は疑問に思う。
これらの解決策は、全般的に「その場しのぎ」感が否めない。半身浴をすればその日は解決するかもしれないが、次の日の昼には、また冷え性だ。もっと根本的に解決するべきではないだろうか。
冷え性のメカニズムと根本的解決法
冷え性のメカニズム
そもそも、なぜ末端が冷えるのか。それは血行障害が要因だ。足先に張り巡らされた毛細血管が滞留し、うまく循環しないためである。なぜ循環しないかというと、下半身の筋肉量が足りないからである。
筋肉は、血液を循環させるためのポンプの役割を担っているため、筋肉量が低下すると、循環させることができなくなるのである。冷え性が、男性に比べ女性に多いのは、筋肉量が関係しているからだ。
根本的解決法
下半身の筋トレをしましょう。ジムトレーナーをしていて、一番効果が感じられたのは、ふくらはぎを鍛えることだった。ふくらはぎの筋肉量の増加は冷え性に効果抜群だ!
ふくらはぎを鍛える事は難しいことではない。立った状態でかかとをあげる。降ろす。を隙間時間を見つけてやればいい。①かかとを素速く上げて②ゆっくり降ろす。③降ろす時は、かかとを床に着けずにギリギリをキープ。④そしてまたあげる。これをくり返す。
毎日30回3セットやれば充分。筋肉に刺激を与えることが重要なのだ!
(筋トレをすると、脚が太くなるから嫌だ!っていう女性がめちゃくちゃ多かったけど心配するな。そんな簡単に筋肉が肥大化したら苦労しない。むしろ、筋肉量アップによってむくみ等も取れて足は細くなる。この辺は、ちゃんと説明したいので後日、詳しく記事を書こうと思う。)
まとめ
〜i雑学〜
ふくらはぎには、ヒラメ筋という筋肉があり第二の心臓と呼ばれているよ!下半身の血流を担っているためとても重要な筋肉なのだ。
話は変わるが、「ヒラメ」と「カレイ」の見分け方は、目を上にした時、左を向くのがヒラメ。右を向くのがカレイだ。漁獲量はカレイがヒラメの約8倍。
ヒラメは、刺身やフランス料理に用いられるのに対し、カレイは煮物やフライに用いられることが多いみたい!
おしまい!
結局ダイエットって何すればいいの?
A「今日からマジでダイエットします!!!」
僕「お!頑張ってね〜」
A「とりあえず、走りまくればいいんですよね?」
僕「・・・」
ダイエットをいざ始めてみると、具体的に何をすれば良いのかわからないって人が以外と多い。まず最初にランニングをする人は多いのではないだろうか。
しかし、手軽に始めるランニングは実は、身体を壊しやすいことを頭に入れておこう!
ダイエットを始めた方が、日々体を動かしていれば問題ない。(日々、身体を動かしてる人は改めてダイエットすることは無い気がするけど‥)
ランニングの危険その1
膝への負担が大きい。
今まで、身体を動かす習慣が無かった人が急にランニングを始めると、必ず膝を痛める。人が走る時にかかる膝の負担は、体重の3〜4倍。つまり、体重が60kgの人が、走っている時、膝には200Kgの負荷がかかっていることになる。
普段運動をしていない膝が耐えることは不可能だ。
膝が痛くなると、運動ができなくなり、運動に対して苦手意識が出てきてしまう。そうすると続かないダイエットとなってしまうのだ。
ランニングの危険性その2
ランニングにも正しいやり方がある
ランニングにも正しいフォームがあるため、間違った方法で行うと、足に無駄な筋肉がつきスタイルが悪く見えたりする可能性がある。
闇雲に走るのではなく、背筋を伸ばす事を意識する等、身体がランニングの正しい姿勢を覚えるまでは、フォームを重視するべきだ。
じゃあ。結局どーすればいいの???
僕がオススメするのは、歩くこと!
もちろんただ歩くのではなく、以下の点に注意して欲しい。
・背筋を伸ばして歩くこと
・かかとから付いて、足の指で地面を蹴るイメージで歩くこと
・腕をしっかり振り、気持ち早歩きで歩くこと
この3点に気をつけて歩けば十分である。
理想は週5日、1日1時間だが、時間がない人は可能な時間だけで、まずは歩くことを習慣化して欲しい。大事なのは何かのついでに歩くのではなく、歩くための時間をつくること。上記3点を意識しながら歩く時間を作って欲しい。
#注意
僕がウォーキングで充分というのは、『痩せるにはウォーキングで充分だ』といっている訳ではない。あくまでも、『ダイエット初心者の方が取り組む運動は、ウォーキングで充分』という意味だ。
今後、ランニングや筋トレに繋げるための基礎体力を作る下準備として、まずはウォーキングを始めて欲しい。
まとめ
- 闇雲に走ればいいって訳じゃない
- 正しいフォームを身体に覚えさせよう
- ウォーキングは、今後の下準備
〜i雑学〜
競歩は、どちらかの足が地面に接していなければならない、前脚は接地の瞬間から地面と垂直になるまで膝を伸ばすこと、という大きな2つのルールが定められてる。(これを判断する審判がすげえ)
そんな競歩の世界記録は、20㎞で1時間16分36秒。なんと日本人が記録保持者みたい!
時速に変換すると約時速16㎞!これは、ニワトリが移動する速さよりちょっと速い!!
おしまい。
糖質制限ダイエット、やり方間違えたら死ぬよ。
A「糖質制限ダイエット初めました!めっちゃ体重落ちますね!」
僕「どのくらい抜いてますか?」
A「基本食べないようにしてます!」
僕「……死ぬぞ…」
糖質制限ダイエット。
ダイエットをする女性は一度は試したことがあるのではないだろうか。
たしかに、糖質制限ダイエットは短期的に体重は落ちるため、結果が出やすくモチベーションがあがるダイエット方法である。
しかし、やり方を間違えると、重病になる恐れがあり、最悪命を落としかねない危険があることを知っておこう。
糖質制限ダイエットの危険 その1
エネルギー不足
人間が生きていくために必要な三大栄養要素である炭水化物に多く含まれる糖質は、生命維持に欠かせない栄養の1つだ。糖質は、消化の過程でブドウ糖へ分解され、脳の活動や、細胞に酸素を供給するエネルギー源となっている。このため、糖質が不足すると低血糖症を発症し、頭痛や、動悸、思考力の低下といった不調が起こりえる。
糖質制限ダイエットの危険性 その2
食物繊維不足
炭水化物に含まれる食物繊維は、腸のはたらきに作用しており、有害物質を吸着し体外に排出するはたらきや、善玉菌の増加に役立っている。
食物繊維が不足すると、便秘や、大腸がんのリスクが生じてしまう。
糖質制限ダイエットの危険性 その3
インシュリン分泌の低下
糖質を多く含む炭水化物を摂取すると、血糖値の上昇に伴い、インシュリンが分泌される。
一定期間に糖質を制限すると、著しくインシュリンのはたらきが弱まったり分泌量も低下する恐れがある。
このため、糖質を摂取した際に必要な量が分泌されなくなり、糖尿病になるリスクが高まる危険があるのだ。
※糖質制限をするのなら‥
まず糖質制限を行う前に、3食以外で口にしているものを見直す。
糖質制限をしているにも関わらず、間食をしている人は非常に多い。(糖質制限をしていたお客さまで、タピオカの容器を持ちながらジムに来たときはマジで叩こうかと思った。笑)
まずは、その余分なカロリーを見直すべきだ。
これらがクリアできたなら、夜ご飯だけ糖質を制限する。
しかし条件として、朝ご飯を食べることだ。
活動を行う昼間に充分に糖質を摂取しないと日常生活に支障をきたす。
~注意点~
夜ご飯で炭水化物を抜くと、間違いなく寝る前にお腹が空きます。
そこで我慢できずに何か食べると本末転倒です。夜ご飯を食べた後は、何も食べないという強い精神力をつけましょう。
まとめ
~i雑学~
血糖値を正常に戻すはたらきをするインシュリンを分泌するのは、すい臓内のランゲルハンス島と呼ばれる細胞である。
学生のときに、真面目に授業を聞いていた人は聞いたことがあるんじゃないでしょうか。
なんで、こんな名前かと言うと、発見した人がランゲルハンスさんで、見た目が島みたいだから。らしいです。
こんな感じで人名に由来するものは意外と多く
カーディガンは、クリミア戦争の英国陸軍軽旅団長カーディガン伯爵が由来
シルエットは、フランスのルイ15世時代の財務大臣シルエット伯爵が由来となっている。
「警告!」都合のいい情報に騙されないように
A「雑誌で見たんですけど、飲むだけで痩せるサプリがあるんだって!」
僕「そうなんですか!そんな最高な物なのに、なんでみんな知らないんでしょうね〜」
A「‥もしかして私、騙されてる‥?」
飲むだけで痩せる!!
とか
これを食べれば楽に痩せる!
とか‥
これまで、情報が出ては消え、出ては消えてを繰り返しているように思う。
「楽に痩せられる!」とても良い響きだ。
楽に痩せたい人は、試したくもなるだろう。
しかし、人間の身体の構造上有り得ない。
人の弱い心につけ込んだ、詐欺まがいの情報に踊らされていると気付こう。
これらのサプリは、ほとんどが、名前も聞いたことない成分が、よくわからないところに作用して痩せる。みたいな難しい説明が多い。
調べるのも面倒くさい。しかし、これが狙いなのだ。調べるの面倒だからとりあえず試してみよう。って人をターゲットにしている。
口コミなんてもっと露骨だ。
「飲んだらすぐ痩せられました!」
なんていう口コミや評価で溢れている。
な訳ない!!!
ほとんどが業者によって偽造された評価だと言うことを知ってほしい。
もし、本当に飲むだけで痩せるサプリがあったら世の中に肥満はいない。これだけSNSが発達した現代において、そんな素晴らしいサプリは一瞬にして世界に広まるだろう。
人間の体は
摂取カロリー 消費カロリーが継続することによって痩せる。
これしかないのだ。
サプリについて怖い話もある。
そのサプリは飲むだけで確かに痩せる。
しかし、実態は内蔵に大きな負荷がかかっており気付いた頃には、肝臓や腎臓が壊れ一生使い物にならなくなったというものだ。
何度も言うが、「楽に痩せる」なんてことはできない。「楽にお金が稼げる」は詐欺っぽいと警戒する人が多いのに、「楽に痩せる」は疑う人が少ないのである。
※僕は全てのサプリメントを否定している訳ではありません。摂取することによって不足するものを補うようなサプリは効果があるでしょう。(使った事がないから、正直わからない。)
まとめ
- 情報操作に騙されないで!
- 楽に痩せる方法は基本的に存在しない。
〜i雑学〜
偽薬を本物の薬にように加工し、被験者に与えると、薬の成分は全く入っていないにも関らず、薬を飲んだという思い込みのみで効果が表れることがあることをプラシーボ効果という。
人間の心理が、体調に影響を与える不思議なことだ。
昔からある日本の言葉「病は気から」はあながち間違っていないのかもしれないですね。
みんな知らないでしょ? ダイエットで一番重要なこと。
ある日のジムでの休憩時間にて…
僕「ダイエットで一番重要なこと何か知ってますか~?」
A「え?食べないことでしょ!」
B「運動じゃないの?」
僕「残念~!違います!!」
ダイエット。女性は軽いものも含めて、人生で1度はしているのではないか。
その中で、お客さまにも何十回と聞かれた質問が、
「ダイエットって、何を頑張ればいいんですか?」
である。
ダイエットをこれから始める人は、ある程度ネット等で情報を集め、ダイエットに臨む人が多い。しかし、この情報があまりにも多く、結局なにが大事なのかわからないで、とりあえずダイエットしている人は意外と多い。
結論を言う。
ダイエットで一番大事なことは、
「継続すること」
である。
①あまりにも早く結果を求めすぎることはNG
本当に困ったことだが、結果を早く求める人が多すぎる。
あなたのその脂肪は、長年の生活の積み重ねでできた塊であり、ここ1,2週間で溜まったものではないはずだ。
にも関わらず、すぐ脂肪を取り除こうとする。
人間の身体はそんな都合よく出来ていない。
②過度なダイエットより、続けられるダイエットを。
ダイエットを決意したその日から、食事量を著しく落としたり、過度な運動を行う人はたくさんいる。しかし、基本的に続かない。
それより、昨日より夜ご飯のお米を半分にしたり、30分歩いてみたりと自分の身体と相談して、継続的に続けられることから始めていこう。
それらに慣れたら、次のステップへ進めばいいだけだ。ダイエットを頑張ることは大事だが、最初から頑張りすぎるのはよくない。
③決意したダイエットは、いつかあなたの習慣になる。
ジムトレーナーに来るお客様の多くは、過去にダイエットを行っていた経験が多い。
行っていた…つまり一度はダイエットをしているが、結局続かなかった、続くようなダイエットではなかった…ということだ。
スタイルの良い人たちは、無意識に自己管理能力を備えている。(いつの日か備わった。)
食べ過ぎないことは当たり前で、食べることを我慢している訳ではない。ジムに行くことも趣味と同等に捉え、運動が苦しいという認識を持っていないのである。何故なら彼らの生活習慣がそうであるからだ。
継続的なダイエットは、いつの日かあなたの習慣となり、その習慣が太りにくい体質を作り上げ、良いスタイルへと導いてくれるのだ。
まとめ
- ダイエットの結果をすぐ求めてはダメ!
- 自分ができるレベルのダイエットを継続的にしよう!
- そのダイエットがいつの日か自分の生活習慣になるように!
~i雑学~
モーリタニアというアフリカの国では、日本とは逆で太っている女性がとてもモテるんだって!
砂漠地帯にあるこの国は、貧困や餓死と隣り合わせのため、太っていることは豊かさの象徴。豊かさは美であることから、モテるみたい。
古くから少女を強制的に肥満化させる「ガヴァージュ」という文化も存在する。各家庭で娘を美しく太らせて良い結婚をさせるためらしい。
しかし、近年では、肥満による心臓疾患や糖尿病などの健康被害をもたらすとして、政府は国民に撲滅を訴えており以前よりも減っているようだ。
同じ人間でも、モーリタニアの女性は太ることに苦しみ、日本の女性は痩せることに苦しんでいる人たちがいるということだ。
ダイエットの目的を見失ってないか!?
ジムに来るお客様の多くは、ダイエットを目的に来る。
A「体重を落としたいから、最近は水と春雨しか食べないようにしているの!」
僕「お腹空かないですか?』
A「でも食べたら太っちゃうし、スタイル良くなりたいし、、、」
ここで問題なのは、何故ダイエットするのか。
何を言ってるんだ。
と思うかもしれないが、とても重要なことで、多くの方が見落としている点である。
ダイエットの本来の目的は、スタイルを良くするための行動であり、決して体重を落すためにダイエットする訳ではないはずだ。
体重を落とすことは、理想のスタイルになるための過程であり、ゴールではないということである。
ダイエットをする方は、意識して欲しいポイントの1つである。
体重を落とすことは、びっくりするぐらい簡単だ。食べなければいいだけだ。
しかし、食事制限のみのダイエットは、メリハリのあるスタイルにはなれないだけでなく、身体に大きなダメージをもたらす危険があり、貧血や生理不順、重度の摂食障害を伴う危険がある。
適度な食事制限を行いながら、摂取カロリーを超える運動と筋トレを織り交ぜてダイエットすることが非常に大事である。
まとめ
- 痩せてる=スタイルが良い。訳ではない。
- 過度な食事制限は、大きな身体の不調の原因になる。
〜i雑学〜
日本の成人肥満度は、4.5%で世界ランキング166位だ!
世界で見たら日本は、痩せてる国なんだな!
ちなみに肥満度世界ランキング1位はナウルという国で71.1%。
オーストラリアの近くの国で人口は12,200人しかいないらしい。
痩せた!は、体重ではわからない!?
ジムトレーナーとして、多くの女性と接してきたが…
A「2日前より、体重が1kgも減って痩せてる!!!」
僕「ほんとですか!2日間なに食べました?」
A「痩せたいから、何も食べてない!」
なんていう会話を、おそらく100回はした。いやまじで…
特に、さぁ!今からダイエットを始めるぞ!というやる気に満ち溢れた初心者に多い。
気持ちはとてもわかるし、ダイエット初期は体重が気になるもの。
しかし、ダイエットの初期の体重減はあまり気にしないほうがいい。
なぜなら
その減った1kgは脂肪ではなく体内の内容物や水分…
だからだ。
人間3日ぐらいなら水飲んどけば死なないし、食べる量が減ればそりゃ体重も落ちる。
ダイエットはそんなに甘くない。
やる気に満ち溢れ過ぎて、体重が落ちなくなるとやる気が段々なくなり、途中で断念する人は意外と多い。
ダイエットは、自分が継続できる範囲の努力をすることが大切なのだ。
【まとめ】
- ダイエット初期の体重増減は気にしないこと。
- 継続することが、食事管理や筋トレよりもめちゃくちゃ大事だということ。
では、さようなら~